北アルプスの美しい森を守り、自然と共生する。

次世代法に基づく一般事業主行動計画

次世代法に基づき、次のとおり行動計画を実行します。
【実施期間】 令和4年2月1日~令和7年3月31日
【 目 標 】 全職員の1か月当たりの平均残業時間を45時間以内とします。
【 実施時期 】
令和4年3月~
長時間労働削減の方針について経営トップからメッセージを発信します。(毎年1回)
令和4年6月~ 全職員者を対象として、長時間労働削減、業務効率化に関する意見交換等を行い、結果を分析します。
結果を踏まえた課題、施策を理事会の議題とします。
また、事務のアウトソーシングやICT等を活用した業務の省力化を行い、職員の負担軽減を図ってまいります。

組合概要

名称 北アルプス森林組合
代表者 代表理事組合長 割田 俊明

〈組合長挨拶〉

 大北森林組合は令和3年9月1日付けで名称を「北アルプス森林組合」と改称いたしました。
 補助金の不適正受給の一連の問題に関しまして、皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたが、補助金の返還、損害賠償請求等に関しましては県との間で一定の整理がされ、現在、組合の再生と地域に期待、信頼される組合を目指し、全力で取り組んでおるところであります。
 また、組合経営については、補助金問題等があり当初は赤字経営が続いていましたが、大北5市町村をはじめ、地元企業、関係機関等のご支援、ご協力もいただき、令和元年度から黒字に転換することができました。
 これもひとえに皆様のお陰と心より感謝申し上げます。
 当組合は、今年5月の通常総代会で役員が改選され、かねてからお願いしてまいりました市町村長の役員就任についてご理解をいただき、大北5市町村を代表して牛越徹大町市長、以前より組合の再生にご尽力を頂いていました諏訪光昭県議会議員、県の現職の今井信林務部技術職員のそれぞれが非常勤理事として就任していただくなど、地域林業の中核的な役割を発揮すべき組合の安定経営に向けた役員体制強化を図ることができました。
 また、昨年組合は、「長野県SDGs推進企業」に登録し、その活動の一環として、脱炭素化を進め化石燃料から再生可能な自然エネルギーである木質バイオマスエネルギーへの転換を促すため、今年度木質バイオマスチップを組合自ら生産供給するチップ生産施設の建設を進めており、来春の稼働を目指しています。
 今後組合は、新しい役員体制のもと役職員が一丸となって、地域林業の中核的な担い手としての役割を十分発揮し、誰ひとり取り残さない、SDGsの持続可能な開発目標のひとつである「環境」など、世界規模で取り組んでいかなければならない様々な課題解決のため、組合事業を通して貢献してまいります。また、当地域が世界に誇る壮大な北アルプスという素晴らしい景観と、水など自然が育む豊かな資源を守り活かしていく事業にも地域の皆さんとともに取り組んでまいります。組合が心機一転して夢と希望をもって前に進むため、それにふさわしい組合の名称を、「北アルプス森林組合」に9月1日改称し、新たなスタートを切ります。
 皆様ににおかれましては、ご健勝で益々ご発展されますようご祈念申し上げるとともに、新しい「北アルプス森林組合」に、この先も倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
                            令和3年9月1日
                            北アルプス森林組合
                            代表理事 割田 俊明

所在地
〒398-0001 
長野県大町市平10788-1
駐車場あります。
TEL:0261-22-0711 
FAX:0261-22-4380
設立 昭和56年3月2日
出資金 63,617,000円
組合員数 4,492名(平成30年2月末現在)
組合員所有面積 18,446ha
役員数 10名(うち監事2名)
従業員数 11名
森林整備事業 植林、下刈、除伐、間伐、その他の森林整備の受託及び請負
購買事業 山行苗木・造園緑化木・林業資材・薪・ペレットなどの販売
加工事業 製材加工
その他の事業 支障木伐採、造園工事など

役 員
令和3年5月25日 第40回通常総代会を開催し、令和3年度から令和5年度までの組合経営を担う新役員が承認されました。  組合の再生と経営の健全化及び大北地域の林業の中核的役割を発揮し、地域の発展に寄与してまいります。  なお、総代会で提案し承認されたR2年度事業報告、収支決算及びR3年度事業計画等については、組合機関紙、ホームページで後日お知らせします。

職 名
氏 名
組合役員歴
代表理事組合長
割田 俊明
前期専務理事
副組合長
中島 喜一
前期代表監事
理 事
宮田 昌武
新任
理 事
榛葉 洋平
継続二期目
理 事
降幡 博
継続二期目
理 事
古畑 佐富
新任
理 事
酒井 一行
継続二期目
理 事
松澤 利彦
継続三期目
理 事
松澤 忠明
新任
理 事
松澤 千嘉吉
新任
学識経験者等
氏 名
組合役員歴
長野県議会議員
諏訪 光昭
新任
大町市長
牛越 徹
新任
長野県林業総合センター所長
今井 信
新任

 

沿革・地域の森林の状況

沿革 昭和56年3月に大北地域の7市町村(大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村・旧八坂村・旧美麻村)の各森林組合が合併し設立されました。
地域の森林状況 大北地域は、長野県の北西部に位置しており、大町市と北安曇郡(池田町・松川村・白馬村・小谷村)の5市町村の総称です。大北地域の森林面積は、国有林43,500ha・民有林50,200haの合計93,700haで地域の84%を占めています。
民有林は針葉樹が約30%で、人工林率では約27%しかなく全国的に見ても、非常に人工林率の低い地域といえます。所有形態も大変細かく、1ha以下の森林所有者が50%以上となっています。

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